放射線治療 初日
放射線治療の初日。
二回目以降は午前ですが、一回目だけ、午後になったので、のんびり。
ちなみに25回は5週間で一ヶ月以上になるので、定期券を購入しました。
途中下車し放題だな。
初回は更に色んな写真をとって、線を書き足していました。
技師さんが女性で安心でした。
男性も一人いたかな?
とりあえず、お胸の場合はなるべく女性を配備してくれているのかもしれません。
特に痛いとかかゆいとかもなく、マッキーでかかれるのはくすぐったかったくらいか。
初回の放射線もしました。
あっという間。
出ているの?と思ったくらいです。
先生との診察をして着替えて終了。
これは週に一回あるようです。
その後、計算受け付けに毎回行かなくてはならないのかと思ったら放射線のみのときは、会計までできている状態で機械で払えばいいだけでした。
楽だわ。
週ごとのまとめ清算もできるとのことで、毎週一回、支払うことにしました。
病院についてから出るまで1時間くらいでした。
今のところ、面倒という意外に特に辛いことはなし。
次回からは午前の早い時間で、午前は人気でーと技士さんも言っていたのですが、やはり午前でよかったなと思いました。
午後だとその時間までだらだら過ごしてしまうと、本日の反省です。
休む申請完了
がんだとわかった時点で休職に入る方もいるようですが、私は早期と聞いていたので、手術や診察、検査はすべて有給を使ってきていました。
放射線治療期間中をどうするかと考えあぐねていましたが(午前休とかないのよ)病気休暇という会社の制度を使うことにしました。
私の会社では病気休暇という独自の制度があって、これは有給。
放射線治療をカバーするほどの日数はないのですが、診断書を出すという条件つきでとれる有給のイメージ。
この診断書をもらうのに四苦八苦。
病理診断後に主治医に放射線治療中に会社を休む必要があるので診断書を書いてほしいと言ったら、治療は自分はしないからそんなのは出せないと。
主治医って、手術までってこと?非浸潤だから?
二週間前に相談していてそのときには書きますと言ってたのになんで?と思うもののその日は先生の機嫌も悪くそれ以上言えずいったん、持ち帰り。
放射線科の先生に相談したらその場で放射線の日程に合わせて診断書を書いてもらえました。
放射線治療中だけ休む人っていないのかな?
伝え方が悪かった?とモヤモヤしました。
そんなこともありつつも、無事に診断書をもらい社内の承認もとれ、休めることに。
人生そんなにクリティカルなことはないから欲しいものは色んな形で求め続けることは必要なのかもしれないです。
といっても一日に数時間は在宅で働くと思いますが、気持ちが楽です。
放射線治療計画
放射線をあてるにあたって、CTをとって、マーキングをしました。
またしても少し早く行ってしまって待つこと30分以上。
時間が来たら、着替えて、撮影。
体にもっと派手に書くのかと思ったら両脇と真ん中に黒いマーカーで線を書いただけでした。
保護テープも貼ったのでこのまま初日まで消えないといいな。
30分もかかったかな?意外と時間がかからず、この日は終わりました。
会計は4000円くらいでした。
初回が高いというのは初回の放射線のことかしら。
意外と会計に時間がかかったので、放射線が開始したら週ごとのまとめての会計にしてもらおうと思います。
それにしても1回約6000円を25回。初回だけ2万5千円くらい?
放射線って意外と高いなと。その上に電車代がかかってくるので、かなりの出費。
何より会社員というだけですごい保険だなと。
給与からその分、いろいろとひかれてはいますがね。
もうこうなったら放射線治療中はリラックスして自分に甘く過ごそうかなと。
なぜ代替医療に走るのか
なぜ代替医療や信仰宗教的なものに病気に罹患すると走るのか。
これは、その人達(代替医療や信仰宗教みたいな人)は「大丈夫、治りますよ」と言ってくれるからだと思うのです。
あなたの選択(心の声は正しい)と言ってくれるからなのではと感じます。
絶対なんかはないと医者に言われてなくても私たちはわかっているのです。
でも、心のどこかであんたは正しいと言ってほしいなと思うのです。
それは、がんになった時点で
「私の何が悪かったんだろうか」
「私は何か間違いをおかしたんだろうか」
とどこで自分は間違っていたのか探しをし、その間違いを繰り返したくないと思うのです。
その中で、また選択をさせられる。間違いとも正しいとも言われない。
怖いですよね。
医者と話したあとの不安の正体は
絶対、大丈夫。あなたの選んだ道は良い
と言ってくれないという点なのだと思います。
悪かった結果だけに絶対がつきます。
「悪い細胞でした」とか
治療はどれを選んでも何パーセントの確率では、こういうことがおこります。とか。
保障はできませんとか。
こうなるケースもあります、ご了承ください。とか
よくよく聞くと、医者が並べる選択肢で助かる確率を確実に下げるものはないのです。
条件がちょっと違うだけ。
今まで考えたことがない、その条件を突きつけられて選択した患者ですが、その後ろの方にあるのは、でもこういうケースがありますという言葉。
先生にとっては3%の確率でも、私に当たったらそれは100%だと思うのです。
で、その選択が正しかったのかと逡巡したりするのです。(私は。。ですが)
「結果がどうであっても、自分がそう決めたなら、それが正しい選択である」
そう言ってほしいなーと思うのですが、なかなかねぇ。
言ってもらえない場合は、自分で自分に言いましょう。
自分の心に正直な選択が正しい。と。
病理検査結果が出た
病理検査が出て非浸潤乳がんと確定しました。
とりあえずとりきれたらしく、次は放射線治療。
ホルモン治療はしたくないと言ったら、許容されたわ。
ホルモン治療のエビデンスは非浸潤に関してははないのよね。
効果はあるけどという感じ?
非浸潤は理論的には遠隔転移はないわけなので、あとはマイナーケースや新規をどれくらいおさえこめるかということね。
手術もしたし、放射線治療もする。
標準的な治療方法にのっとったから、あとは野菜食べて、果物食べて、筋トレして、検診をしていけばいいんじゃないの。
非浸潤ということもあり、主治医は更に、力が抜けた感じで、もうやることはやったわ的な印象。
あと、相変わらず、あれ?前と言ってることが微妙に違うなというイラっと感があったり、前回、私、それ言ったのに?と、思うこともあり、モヤっとしました。
医者は一ヶ月に大量にいろんな人をみて、さらにその後、10年の経過観察はあるし、夜まで働いているし、
よっぽどクリティカルでない限り、その人のカルテをみて多少何かを思い出す程度で、記憶もフラッシュメモリ的な感じなんだろうなと。
患者側はそれを許容して必要なことだけを先生から取得するみたいな感じか。
外科は大変ねとも思ったし、がんになると医者なしの自然治癒はないわけで、感謝はするんだけど、やはり病院の世界は独特で世の中と解離していて、いろんな改革をすべきではとも思う。
そんなわけで、他のこともありイライラは少しあったんだけど、ストレスをためてもいいことなしなので、さっさと忘れて(ここで発散)、進めようと。