ステージ0 乳がんの記録やその後

40代で乳がん、非浸潤と診断されました。

遠慮なく取りますから

「手術中にがんをみつけたら遠慮なく取りますから」

温存手術を選んだ私に主治医が言った言葉である。

 

術前、非浸潤という超早期がんの診断でしたが、一方で、術前には乳がんの広がりが確実にはわからないというリスクがあった。

 

そのため、全摘が一番確実であるとも。

 

迅速術中診断(手術中に切り口の3か所くらいにがんが残っていないかクイックに診断する方式)で切り口にがんがみつかったら、さらに先をごっそり切除するし、2回くらいやってもがんがあったら、全摘に切り替えますよ

と言われてのぞんだ手術でした。

 

結局、温存で済んだし、迅速術中診断で結局、がんが残っていたことがあったのかどうかは、聞いていないし、言われていないし、胸は残ったという事実がそれなんだなということで結果オーライである。

そのときは、なんて言い方!と思ったのですが、今となっては、それはもっともなことだなとも感じました。