なぜ代替医療に走るのか
なぜ代替医療や信仰宗教的なものに病気に罹患すると走るのか。
これは、その人達(代替医療や信仰宗教みたいな人)は「大丈夫、治りますよ」と言ってくれるからだと思うのです。
あなたの選択(心の声は正しい)と言ってくれるからなのではと感じます。
絶対なんかはないと医者に言われてなくても私たちはわかっているのです。
でも、心のどこかであんたは正しいと言ってほしいなと思うのです。
それは、がんになった時点で
「私の何が悪かったんだろうか」
「私は何か間違いをおかしたんだろうか」
とどこで自分は間違っていたのか探しをし、その間違いを繰り返したくないと思うのです。
その中で、また選択をさせられる。間違いとも正しいとも言われない。
怖いですよね。
医者と話したあとの不安の正体は
絶対、大丈夫。あなたの選んだ道は良い
と言ってくれないという点なのだと思います。
悪かった結果だけに絶対がつきます。
「悪い細胞でした」とか
治療はどれを選んでも何パーセントの確率では、こういうことがおこります。とか。
保障はできませんとか。
こうなるケースもあります、ご了承ください。とか
よくよく聞くと、医者が並べる選択肢で助かる確率を確実に下げるものはないのです。
条件がちょっと違うだけ。
今まで考えたことがない、その条件を突きつけられて選択した患者ですが、その後ろの方にあるのは、でもこういうケースがありますという言葉。
先生にとっては3%の確率でも、私に当たったらそれは100%だと思うのです。
で、その選択が正しかったのかと逡巡したりするのです。(私は。。ですが)
「結果がどうであっても、自分がそう決めたなら、それが正しい選択である」
そう言ってほしいなーと思うのですが、なかなかねぇ。
言ってもらえない場合は、自分で自分に言いましょう。
自分の心に正直な選択が正しい。と。