乳がんになって知ったこと
乳がんは、早期発見だと良いと言われており、ステージ0は当然、早期発見なのですが、乳がんで知らなかったことをたくさん知りました
1# どんなに早期発見でも手術をしなくてはならないということ。
どこぞかの記事で乳がんを切らないで治療する方法を誰それが模索みたいな記事を読んだことがありますが、基本的に治療として手術をします。どんなに初期でもです。
末期になってくると、一部だけをとっても、意味がないため手術をしない(手術ができない)ケースもあります。
2#早期だから胸を切除しなくてよいということはない。
ステージ0乳がんだとかなりの方が全摘になっています。
3 進行が遅いがんである。がんと聞いたら走って手術で取り除いてほしい衝動にかられましたが、基本的に進行が遅いがんで、早期ステージの方は数ヶ月後の手術でも状況は変わらないことごほとんどであること。
人によっては手術が一年待ちというケースも。
4#がんイコール抗がん剤ではないこと。
抗がん剤があるケースも手術前だったり後だったりすること。
5#乳がんは多くのケースでホルモン治療がされ、抗がん剤もあると妊娠を治療期間中にできないことが多いということ。
6#乳がんは全身病であり、この点がおそろしいこと。人によって胸をとったから生き延びたとか、胸をとれば問題解決ととらえている方がいるけど、胸にある病巣部が問題なのではなく、胸からリンパにのって全身にがん細胞が散らばっている可能性が高いことが乳がんの怖さである。
7#治療しないと基本的に乳がんは進行をして死ぬこと
8#乳がんの治療成績はがんの中でも大変よく、また年々、更によくなっている。がんイコール死では決してない。
9#名医を探すより標準治療をしっかりしていくことがなおる確率が一番高く確実である
10#抗がん剤では死なない。死なないための抗がん剤である。はげるけど、死ぬほどは苦しくないらしい
11#再発が怖い。抗がん剤などの多くの治療は今みえていることより、体に潜んで再発をしようとするがん細胞を殺すものである
12#乳がんの放射線治療は禿げない。尾母に棟にあてる。ただし、日焼けの症状がでる。
13#乳房温存をすると放射線治療を基本的にセットで行う。放射線治療をすると、この胸からミルクが作られることはない。つまり、乳がんになり標準治療をすると(温存もしくは全摘)その胸から母乳が出ることはなくなる。
14#乳がんはいくつかのタイプがあり、タイプによって進行度合いのスピードも治療法(薬)もかなり違う
15#がんの性質に浸潤というのがある。できた場所から少し外に出てきた状態。転移はさらに別のところに移動した状態。
別の臓器へ転移をするとステージ4といわれる。
肝臓に乳がん細胞が転移した場合は、乳がんの細胞が肝臓にあるということで、肝臓がんではない。
16#乳房再建技術の革新はなかなかすごいが、病気自身の治療ではないため、病院によって力の入れ方はバラバラ。
17#ステージ0といわれるステージはがん保険がでないケースが多い。
18#後悔先にたたずだけど、野菜や果物を多く食べ、運動を定期的にする生活が良い
19#二人に一人ががんになると言われているが、働き盛りではこんなに高い割合ではがんにはならない。
20#あわてて休職しなくてよい。治療方針などは結構ゆっくり決まってくる。
21#乳がんは10年の経過観察で卒業。ただし、20年後に再発するケースも稀じゃないらしい