乳がんの行く末を見守る人々
乳がんになり、いろいろなブログをみると稀に治療をしていない方がいます。
自分で作り出したがん細胞だから、どうなるか見守りたい、というケースが多く、また職業もセラピスト系が多い(気がする)。
発覚当初は大体ステージ1か2の早期乳がんなので、標準治療していれば、生き延びる可能性がすごい高い群ですね。
何事もないまま4-5年くらいいって、どうしようもなくなって(苦しい、出血など)病院にかけこむパターンをみる。
そのときはステージ4になっているというパターン。
ここでわかるのはやはり、自然治癒はないんだなと。
その方たちは体に最大限気を使って生活しているのに自然治癒しないのだと。
そんなわけで、乳がんステージ1や2の人が無治療で奇跡的に治ったという人はみたことはないわけですが気持ちはわかるわーって感じ。
なんで自分の体で作り出したものに勝てないのという疑問は確かにある。
一方で乳がんのステージ0だったら、経過観察はありなのかもしれません。今の日本の基本的ながん治療では、切除だそうですが。
ステージゼロは放置していると2割~5割でステージ1に昇格(浸潤)するらしいですが、一方で5割~8割は浸潤しないともいえる。
つまりその5割から8割に入っている限り、悪さはしないということで研究が進んでいるようです。
研究はステージ0の人がその5割から8割の細胞の持ち主かということを解明したり、ステージゼロのがん細胞を浸潤をさせないようにするワクチンを開発したりとか。
またその5割ー8割とみられるステージゼロ群に臨床試験(放置してどうなるか)もアメリカあたりもしているようです。
医者観察下での経過観察もありなんでしょうね。
どうせ切除するなら少しでもおかしな動きをみせたら切除みたいな感じ。
でもいつまで経過観察なんだよとかいつまでがん細胞を抱えているのか、何かの保証がないと抱えていられないものだなーとも感じます。
私はハートが弱いので、がんと聞いた瞬間に明日にでもとってくれーと思った派ですので、そのままおいておくはできませんがね。
がんは病気の治療もそうですが心の治療も同時に必要な気がします。